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カロリー控えめレモンクリーム

レシピ帳

ヨーロッパの冬のポピュラーなお菓子といったらレモンカードのイメージが私には強いです。

日本でも旬を迎える国産レモンがたくさん出回って、私もレモンのお菓子をたくさん作ります。

レモンカードはヨーロッパを代表するレモンのクリームでレモン果汁と卵と砂糖、バターで作ります。レモンの酸味のきいた甘酸っぱいコクのあるクリームでとてもおいしいものです。これをパンケーキに塗ったり、ケーキやパイにのせたり、ヨーグルトに入れたりして食べます。

私はちょっとこのレモンカードのバターたっぷりが気になります…。

おいしいので作ったらいっぱい塗って食べたいのですが、たっぷりのバターそしてレモンがたくさん入るのでお砂糖も大量に入ります。

このレモンカードと双璧を成すのがアメリカンなレモンパイのクリームだと思います。

こちらは砂糖はたっぷり入りますが、卵は入れずにコーンスターチでとろみをつけて固めます。

激甘だけどさっぱりなクリーム。これはこれでおいしいですがもう少しコクが欲しい気もします。

そこで両方の良いとこどりで、カスタードっぽく作ってみたのが私のレモンクリームです。

らでぃっしゅぼーやの味か濃くておいしい卵黄を使い、レモン汁、砂糖、レモンゼストでカスタードのように固めました。卵黄とレモンの美味しさを活かすために牛乳は使わず水で作ります。水で少し薄めることで酸味を抑えて砂糖の量を減らします。コーンスターチではなく薄力粉でカスタードのように煮て仕上げに少しだけ無塩バターを加えて仕上げます。

こうしてパンに塗って焼くだけで、レモンパイのような美味しさです。レモンカードのように湯煎ではなく、しっかり過熱して煮詰めて作るので、清潔な容器に入れて冷蔵保存すれば1週間は美味しく食べられます。

レモンクリームの材料

材料

  • 卵黄 2個
  • 薄力粉 18g(大さじ2)
  • 砂糖  100g
  • レモン汁 1個半分(70㏄くらい)
  • レモンゼスト(皮の黄色い部分だけ削ったもの) レモン1個分
  • 水 130㏄
  • 無塩バター5g

レモンクリームの作り方

レモンをよく洗って皮に黄色いところだけすり下ろします。その後果汁も全部絞ります。種が入ってしまったらきれいにとります。

ボールに卵黄と大さじ2くらいの砂糖を入れます。砂糖を入れたらすぐに混ぜてください。砂糖は全部いっぺんに入れないでください。ここでは大さじ2だけ先に入れます。レモンを入れたボールとは別のボールです。まだレモンとは合わせないでください。

砂糖を卵黄と一緒にして混ぜずに置いておくと砂糖の粒に卵黄の成分が固着してきれいに混ざらなくなりますので一緒にしたらすぐに混ぜてください。

卵黄に砂糖が溶けたら、水を大さじ2だけ入れて良く混ぜます。そこに薄力粉を全部入れて良く混ぜます。

薄力粉が混ざった状態です。卵黄の硬さくらいの濃度で混ぜるのが一番だまになりにくいのでこんなやり方をしています。ここで薄力粉の粉っぽさがなくなるまでよく混ぜてください。

レモン汁の半量を入れて良く混ぜます。

残りの砂糖を全部入れます。

レモン汁と水を全部入れて混ぜます。

良く混ぜて砂糖を完全に溶かします。

鍋やフライパンに移して中火にかけます。火があたっているところから急に固まって来るのでよく混ぜながら煮てください。

全体に火が通って煮えてきた状態です。へらで鍋底をなぞった時なべ底が見えてゆっくり見えなくなっていく感じくらいで火を止めます。

火を止めて余熱で無塩バターを溶かしながらよく混ぜます。

すぐに使う時はそのままラップで覆って冷まします。

すぐに使わない時は熱いうちに清潔な保存容器に入れてラップをかけて冷まし冷めたら冷蔵庫に入れます。

パンに塗って食べる時は、レモンクリームをたっぷり塗って、210度のオーブンで13分くらい焼きます。ここではベーグルを使っていますが、パンはなんでも大丈夫です。食パン、ロールパン、クロワッサン、フランスパンなど何にでも合います。

こんな感じに焼きあがります。この状態はクリームがねっとり固まるくらいの焼き加減です。とろとろがお好きな方はもう少し短め、カリカリで焦げ目がつくくらいがお好きな方は、もう少し長く焼いてください。塗らずにトーストした後クリームを塗ってもおいしく召し上がれます。それぞれ味わいが変わるのでいろいろ試してベストを見つけてください。

このレモンクリームをおいしく仕上げる3つのポイント

このクリームは、

  • 生のレモンを絞って作る
  • 皮も削って入れる
  • おいしい卵の卵黄を使う

この三点がとても重要なクリームだと思います。ぜひおいしい無農薬国産レモンを手に入れて作ってみて下さいね。

私はお菓子を作るのが好きなのでこれまでもおいしい卵を探していろいろ試してきましたが、らでぃっしゅぼーやの平飼いたまごは黄身が濃厚で味が濃くとても味わい深い卵です。

目玉焼きなどでは何もかけなくても卵の旨味だけでおいしく食べることが出来るほどです。この卵を使って作ったことでバター5gだけでもとてもおいしいレモンクリームになりました。レモンカードだとこの分量で作る場合、バターは100g必要なんです。卵がおいしいとこんなことも出来ちゃうんです。もちろんほかの卵でも作れますが味わいは少しあっさり目になると思います。それでも十分美味しいですよ。

でもせっかくなのでこの機会に、らでぃっしゅぼーやの平飼いたまごをぜひ一度試してみてほしいです。

平飼いたまごはお試しセットにも入っているので気軽に試すことが出来ます。お試しセット購入では即入会になることもないので気軽にお試ししてみませんか?

私は、らでぃっしゅぼーやに入会してみて、とても気に入って今楽しく利用しています。大地を守る会とパルシステムも利用していますが、それぞれ良さがあって一つ選ぶのは難しいですがどうしても一つに絞るなら、らでぃっしゅぼーやだと思います。

大地を守る会は全ての商品の安全基準が高いです。季節を楽しむ和菓子や餃子、果物などの頒布会は品質の良いものが揃っていてお取りよせのように楽しいです。

果物の頒布会は珍しい市販では見かけない品種や昔ながらの固有種などが届くこともあって、その美味しさや個性に感動することもあります。お取り寄せと違って定期商品として頒布会を利用できるので、送料が安いことも続けやすくて良いと思います。

また、大地を守る会はその取り組みを理解してもらうためのアンケートやサービスでのポイントプレゼントがとても多く、そのポイントは1ポイントを1円として商品購入に使えるのもありがたいです。

しかし、日常的に利用する加工食品は地味で種類は少なめです。飲料、特にジュースなどは、有機果汁や有機砂糖が使われており味もおいしく安全に配慮されていますがお値段がかなりお高めで、私の経済力ではいつも気軽に買える感じではないです。しかし、安全なものは美味しいです。どうしても大地を守る会じゃないとと思う商品もいくつもあって多分ずっと続けると思います。

パルシステムは、商品数も多くオリジナルブランド商品もたくさんあって価格も安くて良いのですが、安全基準が緩いものも多いです。

野菜も産地は全て契約の産直ですが、農薬の基準は慣行栽培、エコ栽培、コアフード(有機栽培)に分かれており、自分で選ぶ必要があります。有機栽培の商品は品揃えがあまり多くないのですべてをパルシステムの有機栽培で揃えるのは難しいです。一応残留農薬の基準は国の基準の1/10に設定されていますが、そもそも日本の残留農薬基準は世界ワースト三位(ワースト3は中国、韓国、日本です)に入っているほどなので、私はできればもう少し厳しい基準でやってほしいと思います。

しかしパルシステムの野菜は良い面もあって、同じ産地の同じ農業者さんの商品が多いのになぜかパルシステムの有機栽培の野菜は、らでぃっしゅぼーやよりも大地を守る会よりもお安いです。これは加工品でも同じことが良くあります。冷凍のベリー類、冷凍野菜なども同じメーカーの加工品でパッケージも同じなのにパルシステムだけとても安くなっています。

このように高品質低価格のものがある反面、遺伝子組み換えが不分別の加工品や飲料、調味料も多くとり扱われています。

その代わりパルシステムは商品ひとつひとつに原材料、遺伝子組み換えの有無、製造所、アレルゲン、放射能検査検出の有無が表示されています。自分でしっかり表示を確かめて買うことができるので、避けたいものを買ってしまうことはありません。

また、インターネットで購入する場合はアレルゲン登録ができますので事前に登録しておけば、万一アレルゲンの入っているものを購入しそうになった時アラートが出て防ぐことができます。

安全について自分で明確な基準を持っていない方にはあまりお勧めできませんが、他の食材宅配と併用して使うと他より安く購入できるものが多くて私はとても気に入っています。

この両方の中間的存在なのがらでぃっしゅぼーやです。

大地を守る会に近い安全基準で、品ぞろえも豊富でバラエティに富んでいます。

入会前は、ぱれっとという野菜セットを買わないと送料が高くなるという点が難しいかと思っていました。

しかし実際入会して5種類のぱれっとを利用してみましたが、どのセットも野菜の種類を考えて組まれており、根菜、葉菜、果菜、キノコ類、すべてが揃っているので栄養のバランスもとりやすく健康的な食生活が送れます。

自分で考えて注文すると、実際届いた時献立を組む際に足りないものがあって結局スーパーで買い足すことになったりすることもありますが、ぱれっとは内容が充実しているので何かしら代替えできてしまいます。

買い足しでスーパーに行くのは時間のロスだけでなく、つい余計なものを買って無駄遣いしがちですが、買い足す必要がなければその心配もなく、家計の節約にもなります。

食材宅配全般の利点ですが、重たい思いをして家まで運ばなくても届けてもらえるのもとても助かっています。

これからも私が購入したぱれっとでのレシピや献立の提案は続けていこうと思っています。私といっしょに、らでぃっしゅぼーやぱれっとのある生活を楽しみませんか?

今回このレシピは、私の家に届いたらでぃっしゅぼーやのぱれっと、交換10種S卵10の全野菜を使った一週間レシピの一部です。ほかの料理は、こちらでご覧ください↓

らでぃっしゅぼーやのぱれっと交換10種S卵10で作る1週間の献立メニュー

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ブログ村のアイコンは私が毎年必ず作るレモンケーキの画像です。市販されているレモンケーキと見た目は似ていますが味は似て非なるものです。

果汁ごと煮込んで作る自家製の甘酸っぱいレモンピールと生のレモンの果肉をそのままバターケーキ生地に刻み込んで焼いて、レモンチョコレートをコーティングして作ります。ふんわり甘いバターケーキの中に所々強烈に酸っぱいレモンの刺激、香り高くて甘酸っぱいピールの風味の美味しいケーキです。こちらもいつかブログで紹介しようと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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