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私と食材宅配の出会いと食材を選ぶ上でのコンセプト

遺伝子組み換え食品は極力避けたい

私の子どもが生まれたのは1996年の事でこの年に日本では遺伝子組み換え食品が認可されました。この技術に恐ろしさを覚えた私はたくさん調べましたが、安全性について納得できる答えを見つけることができませんでした。

遺伝子組み換えで当時日本に入ってきていたものは主に大豆、菜種油、トウモロコシ、じゃがいも、綿実でした。大豆は特に加工品として利用されるものが多く、赤ちゃんのための粉ミルクにも入っていることがあり私は何を買っていいのかとても悩みました。しかも入ってきた当時は遺伝子組み換え食品の表示義務もありませんでした。

3年ほどして遺伝子組み換え食品についての表示が義務化されましたが、すべての使用商品に表示の義務があるわけではありませんでした。(今もです)

遺伝子組み換え原料が醤油や植物油などに使用されていても表示の義務がないんです。

加工の過程で高度に精製されて組み換えられたり、それによって発生したたんぱく質を最終的に商品で検出できないという理由です。

製品を検査しても原材料が遺伝子組み換えかわからない(遺伝子組み換え成分が検出できない)ので表示の信憑性に責任を持てないから表示の必要はないという理屈らしいです。

これは屁理屈だと思います。シンプルに使っているか使ってないかを表示することを躊躇う理由がわかりません。使用されているという事実を表示することは本来当然なのではないでしょうか?

そんな変な理由で日本で遺伝子組み換え食品を避けることはかなり難しいです。

醤油は大豆加工品、食用油も大豆菜種綿実が使われてるものは、表示されないので遺伝子組み換え原料がどれに使われているか判断する方法がなく、選ぶことができません。

もっと問題なのは遺伝子組み換えトウモロコシの加工品です。

コーンシロップに形を変えてあらゆる加工品に添加されています。更に精製されて果糖ぶどう糖となり甘味料として様々なものに入っています。果糖ぶどう糖って言われたら果物の糖かな?ってイメージしませんか?まさか遺伝子組み換えトウモロコシが原料だと気づくのはかなり難しいと思います。

砂糖よりさっぱりで後味が良いなんて理由をつけられて、清涼飲料水やお菓子、惣菜など何にでもこれが入っています。入っていない加工品を見つけるのが難しいくらいです。

また、遺伝子組み換え原料を加工品に使う場合、使用する量が全体の5%未満であれば表示の義務はないという抜け道があります。5%未満入っていても遺伝子組み換えでないと表示できちゃうってことです。

それで私は、スーパーで食品を選ぶことをあきらめるようになりました。

1996年の遺伝子組み換え問題発生当時、パルシステムが遺伝子組み換え食品の問題に強い懸念を示しており、使用に反対していたので私はパルシステムを利用してみることにしました。今もパルシステムのこの姿勢に変わりはありません。入っているものの取り扱いもありますがパルシステムオリジナル商品の主原料には絶対に入っていません。入っているものもどこにどれくらい入っているのかわかる表示が全ての商品にあります。パルシステムは本当に表示が正直でわかりやすいのが気に入っています。

らでぃっしゅぼーやや、大地を守る会も遺伝子組み換えを排除する方針は同様でしたが、野菜セットの購入などの縛りが厳しかったり金額的に高価で、当時の財力ではパルシステムしか選べませんでした。

これが私と食材宅配サービスの出会いです。

製造に必要ない食品添加物は摂りたくない

もともと私は料理が好きで、なんでも手作りしています。パンやお菓子はもちろん、梅干しやジャム、ハムやベーコン、干物なんかも作ります。

特に保存食、梅干しや干物、ベーコンやハムなど自分で作ると材料はシンプルです。手間は多少かかりますが難しい技術もいりません。

それらを食べ慣れていて、たまに市販のものを食べると驚きます。味が濃いわけじゃないのになぜかとても喉が渇いてしまうんです。原材料を見ると、だいたい食品添加物が入っています。

入れなくても作れるのに入れるのにはみんな理由があります。入れることでたくさん作れるとか、粗悪な材料でもおいしく感じるものができるとか、見た目が美味しそうになるなど、どの理由も消費者にメリットは少ないと思っています。自然でなくなるということは必然的に健康的でもなくなるし。

そんなわけで避けられる食品添加物は摂りたくないと思っています。

いつも全部作れない時もあるので、そんな時に利用できるものが欲しいのですが、パルシステムの基準は食品添加物については私には緩すぎます。

パルシステムは、カタログのすべての商品に原材料やアレルゲン、製造者、遺伝子組み換え使用状況など明確な表示があるので自分の納得できるものを選ぶことはできるのですが、基準を厳しくすると商品がたくさんあるのに選択肢が少なくなってしまい結局加工品に選べるものが少なく、大地を守る会と併用することを選びました。大地を守る会を併用した理由はもうひとつありましたが、その点については次の項目で後述します。

放射性物質、重金属などの摂取を極力控えたい

東日本大震災が起きた時、子どもが中学生でした。バレエを観ることが好きだった私は、チェルノブイリ後のベラルーシの子どもたちの状況をわりと把握していたと思います。なので、ちょうど思春期にさしかかった子どもを持つ親として焦りました。

パルシステムは野菜の産地が主に北関東と東北だったからです。水産加工品も三陸産が多く卵の産地も同様です。

そんな時大地を守る会に西日本の野菜セットがあることを知り入会を決めました。上の項目でも書きましたが大地を守る会は、食品添加物についての基準も厳しいので結果的に入って正解だったと思っています。

その後、パルシステムの放射能検出食品についての取り組みは早く、安心できるものでした。

パルシステムの放射能検査は、検出下限値3Bq/kgを検出限界として検査結果を報告しています。

また、乳幼児用食品は1Bq/kg以下と大変厳しい基準になっています。この検査はずっと続いていて、今も希望者には月一度自主検査の結果が報告され続けています

一方大地を守る会の基準は、米、卵、乳製品、飲料、ベビーフード、パンは3Bq/kg以下それ以外は10Bq/kg以下を基準としています。

今は一部産地のれんこん、しいたけに多少検出されるものもありますが他は不検出となっており、そこまで心配する必要はないようです。

産地や製造者が明確でないものは買いたくない

こうして食の安全を意識しながら食材宅配を利用していると見えてくることがあります。それは、安全や品質に自信がある企業ほど、原料の生産地や製造所情報、安全への取り組みについて明確な情報を出しているということです。これをきちんと確認することができる企業から購入していきたいと思っています。

そういう意味では、私の基準からするとゆるい部分もありますが入っている添加物についてきちんと明確な表示をカタログに載せてくれているパルシステムは安心して利用できています。

パルシステム おためしセット

大地を守る会は、取扱商品すべての基準が厳格である上にその基準を毎回カタログに書いてくれているところが気に入っています。ただし、厳格すぎるため商品数が少なめで少々地味だとは思います。

どちらかに限定するのではなく両方を少しずつ利用することで私は快適な食材宅配生活を送ることが出来ています

お試しセットが良かったので、らでぃっしゅぼーや入会しました。特に平飼いたまごの美味しさはこれからもずっと食べたいと思う味でした。内容的には大地を守る会とかぶるところが多いのではと思っていますが、らでぃっしゅぼーやのほうが品目もオリジナル商品も多いので期待しています。商品が届き始めたらまたレポートしていく予定です。

らでぃっしゅぼーやのお試しはこちら↓

らでぃっしゅぼーやのおためしセット

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