スポンサーリンク

cottaのタルト型で作るヨーロッパ仕込みのモーンクーヘン

レシピ帳

日本で芥子の実というとあんパンの表面にトッピングされている白いものがポピュラーだと思いますが、ヨーロッパでは同じ粒ですが青いものが主流です。ドイツやオーストリアのどこの町でもどんな小さなパン屋さんにもある素朴なお菓子、それがモーンクーヘンです。芥子の実のケーキです。私はこれがとても好きなのですがなぜか日本では見かけないのです。なので時々作って食べています。今回パイ生地を使って小さなタルト型で作ることにしました。タルト生地を作らない代わりにシュトルイゼルを上にたっぷりかけて香ばしく焼き上げました。口の中でプチプチ弾ける香ばしい芥子の実とバター風味の美味しいクーヘン生地が溶け合うのがおいしいですよ。

材料

材料と分量(小さなタルト12個分)

クーヘン生地

  • 卵2個
  • 砂糖70g
  • 薄力粉90g
  • 溶かしバター 80g
  • 蜂蜜30g
  • 芥子の実 35g
  • ラム酒、バニラ 各少々

シュトロイゼル材料

  • 砂糖 30g
  • 薄力粉 30g
  • バター30g

ケーキの台になるカップ部分

  • 冷凍パイシート2枚

作り方

フードプロセッサーにシュトロイゼルの材料をすべて入れます。バターは冷蔵庫から出してすぐの冷たいものを使ってください。

フードプロセッサーを回して均一に粉砕します。

粉状になったものをぎゅっと押さえてひとまとめにします。

もう一度そっとほぐすと粒状になります。

ビニール袋に入れて冷蔵庫で休ませます。

クーヘン生地を作ります。ボールに卵と砂糖、バニラとラム酒を入れて泡立てます。

全卵の泡立ては時間も少々かかりますのでハンドミキサーを使うと楽にできます。

こんな感じで持ち上げた時繋がってゆっくり流れて線が書ける感じ、液体で書けた線がゆっくり消えるくらいまで泡立てます。

薄力粉をふるい入れます。必ずふるってから入れてください。そのまま入れるとだまになります。

泡だて器で混ぜるよりゴムベラが良いです。底からすくって、切っていく混ぜ方が泡がつぶれにくく均一に混ざります。

芥子の実を入れて混ぜます。

芥子の実が混ざったら溶かしバターを入れます。

溶かしバターが混ざったら蜂蜜を入れます。

きれいに混ざったらそのまま10分くらい寝かせます。その間にパイ生地のセットをするとちょうどいいと思います。このあたりでオーブンを180度に予熱し始めます。

今回パイ生地をタルトの方に敷きこむのは、cottaという製菓用品サイトで見つけたタルト型と抜き型のセットを使っています。これを使うと不器用な人でも簡単にきれいに作ることが出来ます。まずパイ生地を延ばして型で抜きます。

抜いた生地をタルト型の上に置きます。

専用の押し型で上から押して型の中に入れます。

こんな感じに簡単にタルトカップを作ることが出来ます。

タルト型は1枚で6個のパイが焼けます。今回は2枚使用しています。この道具があるととても簡単に気軽にミニタルトができてとてもお勧めです。

作って寝かせておいたクーヘン生地を絞り袋に入れてパイのカップに詰めていきます。絞り袋に生地を移す時は背の高い大きめのタンブラーなどに絞り袋をかぶせて上部を外側に折って入れると楽にできます。

こんな感じにクーヘン生地を詰めます。

クーヘン生地の上にシュトロイゼルをたっぷりのせます。これを180度の予熱したオーブンに入れて約18~20分焼きます。お持ちのオーブンによって焼け具合が変わってきますのでそれぞれで調節してください。

こんな感じで焼きあがりです。今回ちょっと色が薄めかもしれません。もう少し焼いてもいいかもしれません。

焼き菓子ですので涼しいところで1週間くらいは保存できますが早めに食べたほうが風味も良いです。この写真の後ろ側に映っているスティックパイは今回のパイ生地の端切れで作りました。端切れは無駄にせずおつまみなどにするとなかなかおいしく食べられますよ。

今回使ったcottaのミニタルトの型と抜き型、押し型を使うと、とても簡単にタルトを敷きこむことができます。

私はこれでキッシュなども作っています。

小さいキッシュをたくさん作るほうが大きいキッシュより使い勝手も良いです。せっかくうまく焼けたお菓子やキッシュがカットの際に崩れてしまうことが以前は良くあって、手をかけたものだとかなりがっかりでした。

この型を使ってミニで作ればカットの必要もなく気軽に家族がつまめますし、なによりお弁当にそのまま持っていけるのが便利です。

キッシュを作るのは手間がかかるように思えるかもしれませんが、オムレツより簡単なくらいです。卵のアパレイユを作ってパイ生地に流し込んで焼くだけで出来ます。この型2枚分の材料は、冷凍パイ生地2枚、卵2個、生クリーム(牛乳でも)200cc、塩胡椒で卵液を作ります。具材はその時あるもので良いと思います。

今回は、ほうれん草50g、玉ねぎごく小さいもの1/4個、ベーコン1枚を炒めて、セミドライトマト少々を加えて作りました。

パイ生地を型に敷くまではモーンクーヘンと作り方は同じです。

200度のオーブンで15分焼けば完成です。オーブンによって多少焼き上がり時間が変わることがあるので、お好みで調整してください。

型に流したらオーブンにお任せなので、オムレツのように型崩れすることもなく、焼いている間他の作業もできます。

簡単だけど、ご馳走にみえて味も美味しいので家族は喜んでくれますよ😊

cottaのサイトにもこの型を使った素敵なレシピがたくさん紹介されています。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました