中華料理屋さんの定番メニューにら玉は、家でも簡単に作れるメニューです。基本にらと卵があれば作れますし、調理時間もかからずごはんのメインのおかずにもなります。でも味付けが上手くいかなかったり、水っぽくなったり逆にパサパサに卵が硬くなってしまうことはありませんか?
今回の作り方で作ると絶対に失敗なくいつもコンスタントにおいしいニラ玉ができます。今回はにらと卵以外ににんじんとしめじを入れましたが、好きな野菜を追加してボリュームのあるおいしいにら玉を楽しんでください。
失敗なしのにら玉のコツは、味をしっかり仕上げたあんを作り、炒めた素材にからめる作り方です。
中華の炒め物のコツは正直手際だと思います。強い火力でさっと炒めて手早く味付けして、出来上がったらすぐ食べるのが一番なのは間違いないと思います。
でもこれ家庭ではなかなか難しいのではないでしょうか?作っている最中に何かの用事で中断したり、出来上がっても家族が揃わず、とっておいて後で温め直したりが当たり前だと思います。
今回紹介する作り方の手順をご紹介すると以下のようになります。
- 素材の下ごしらえをする
- おいしい中華あんをつくる
- まず卵だけ炒めて一度取り出す
- 素材を炒める
- 卵とあんを入れて火を止めてからめる
この作り方だと、しゃっきりおいしいにら玉に仕上がりますし、家族の帰りが遅いことがわかった場合、3まで作っておいて、続きは帰ってきてから作ることができます。
4の工程から半量だけ先に作ることも出来ますので全員が出来立てを楽しむことができます。
最後まで作って仕上げてしまってとっておいたとしても、調味料で味付けするにら玉より水っぽくなりにくいです。
この中華あんを覚えておくと、野菜炒めや八宝菜、レバニラ炒めなどにも応用がきくのでとても便利です。味がしっかり決まるたれを覚えていくことでレパートリーが格段に広がりますよ。
材料と作り方
材料 2人分
- にんじん 5センチ分くらい
- しめじ半パック
- 溶き卵 3個(写真では2個ですが3個使います)
- ごま油小さじ1卵に入れる分
- 炒めるためのサラダ油
中華あんの材料
- 醤油、オイスターソース 各大さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ半分
- 水100㏄
- 水溶き片栗粉 片栗粉小さじ1を大さじ1の水でといておく
- ごま油 小さじ1
- 胡椒少々
作り始める前に下ごしらえしましょう。
- 溶き卵 ごま油小さじ1を入れて良くといておく
- にら 5センチに切りそろえる
- にんじん幅1センチ長さ5センチの短冊に切る厚みは2ミリくらい
- しめじをほぐしておく
- 片栗粉小さじ1を大さじ1の水でといておく
鍋に水と醤油、オイスターソース、鶏がらスープを入れて煮立たせます。
ぐつぐつ沸いたら水溶き片栗粉を入れて良く混ぜながら煮てとろみをつけます。とろみがついたら火を止めてごま油と胡椒を入れてよく混ぜておきます。
鍋にサラダ油大さじ1強を入れて鍋が熱くなるまでよく熱します。鍋が冷たいうちに卵を入れると卵にボリュームが出ません。しっかり過熱して熱くなってから卵を入れるのがコツです。
卵を入れた時、ジュっと音がするくらいが適温です。卵液の外側の表面が盛り上がってきて裏面が渇いてきたら、箸で大きく混ぜます。
卵を入れてからここまでだいたい1分くらいです。このくらいになったらお皿に取り出します。
卵を取り出したフライパンを洗わず少し油を足してニンジンを炒めます。
にんじんに八分くらい火が通ったらしめじを入れて炒めます。
最後ににらを入れて、ざっと混ぜます。ざっと混ぜるだけで炒めてはいけません。にらは火を通しすぎると美味しさが減ってしまいます。ここは手早くやってください。
作っておいた中華あんを入れて火を止めます。火を止めてから全体がなじむようにざっくりと混ぜます。この時に卵も大きめにほぐします。
作り置きする時のポイント
家族全員が一度に食べることが出来ない場合は、素材を切って、中華あんを作り、卵を炒めるところまでは最初に食べる人の分と一緒に作っておきます。
食べる人が帰ってきたら、中華あんを温めます。
そして野菜をいため、炒めておいた卵を入れて温めたあんを入れて絡めます。
あんを温めないで炒めてしまうと火が通るころにはべしゃべしゃになってしまいおいしく仕上がりません。でもこれだけの手間で出来立てを全員が味わうことができるのでお勧めですよ。
今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。この作り方でぜひおいしいにら玉をあじわってくださいね。安くできて、ごはんにもとても良く合いますよ。
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