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私の防災食についての考え方と選択について。選んだのは、無添加にこだわった防災食エコワン

もぐもぐな日常

防災食というと長期保存できるもの、すぐ食べられるものというのが最初の私のイメージでした。長期保存ビスケットやレトルト惣菜、アルファ米のご飯や缶詰のパンなどを用意していました。

しかし、賞味期限が近付いてきて買い替えを前に保存していた防災食を食べてみて愕然としました。

食べ慣れない食材のせいか味が濃く感じとても喉が渇きます。アルファ米独特の食感もなんだか苦手でのどを通りません。いつもの食事以上に水分をたくさん取ってしまって、食後もすぐに水を飲みたくなってしまい、何度も水分補給しました。当然トイレも近くなります。

これって、実際に被災した後だったら大変だと思います。備蓄の水には限りがあるし、トイレも断水していたら携帯トイレを使用することになり、回数は抑えたいはずです。

なにより、防災食が口に合わず満足に食べることが出来なかったら、体力も続かないし気力もなくなりそうです。

被災していろいろ辛いことが重なっている時に、せめて食事くらいは美味しいと思えるものを口にしたいと思いました。できれば日頃食べている食事に近いものが防災食にあればよいと思い探してみました。

そんな時に見つけたのがエコワンの防災食です。

保存料着色料不使用遺伝子組み換え食品不使用うま味調味料不使用有機認定国産米使用という安全性への配慮がとても良いと感じました。

半面、賞味期限の短さが気になりました。常温1年6か月ということは、通常のレトルトなどとあまり変わらない気がしたからです。

しかし取り寄せて、中身を確認して味を見て考えが変わりました。

ものすごくおいしいという感じではないですがとても食べやすい味で、子供のころから食べ慣れた味ににていました。ちょっと甘めのほっとする煮物、消化の良さそうな柔らかさで癖もなく、食後喉が渇いて困ることもありませんでした。

何より気に入ったのが、お湯を沸かせなくても電気が使えなくても温められるヒートパックが一緒にセットされていることでした。食事をする時に必要な紙皿やフォークなども入っています。私は冷たいご飯があまり得意ではないので災害時は覚悟しなくてはと思っていましたがその不安がこの商品をストックしておくことで解消されるのが嬉しかったです。

このヒートパックの使い方は難しくないのですが、買い替えごとにこれを利用してご飯を温めるのを習慣にしておけば被災時に慌てなくて済むと思いました。そうして日頃から利用することで防災スキルも上がるし、防災に対する備えの気持ちも持ち続けることが出来て良いことだと思います。

1年ごとに買い替えてストックを食べることで防災意識を保つと考えれば賞味期限は1年半あれば十分だと思いなおしました。

エコワン防災食の食品紹介

肉じゃが

天然だしが染み込んだ肉じゃが

じゃがいも、玉ねぎ、豚肉、人参、
しらたき、だし汁(鰹節、宗田鰹節、
鯖節、干し椎茸、昆布)、醤油、
砂糖、みりん、食塩/水酸化Ca
(一部に小麦・大豆・豚肉・鯖を含む)

切り昆布の煮物

北海道昆布をだしで煮込んだ切り昆布の煮物

昆布、だし汁(鰹節、宗田鰹節、
鯖節、干し椎茸、昆布)、人参、
醤油、油揚げ、椎茸、みりん、砂糖、
米酢/豆腐用凝固剤
(一部に小麦・大豆・鯖を含む)

こんぶ豆

昔ながらの甘味が売りこんぶ豆

大豆、砂糖、昆布、だし汁(鰹節、
宗田鰹節、鯖節、干し椎茸、昆布)、
醤油、食塩、(一部に小麦・大豆・
鯖を含む)

ひじきと大豆の煮物

時間をかけて煮込んだひじきと大豆の煮物

 ひじき、大豆、だし汁(鰹節、
宗田鰹節、鯖節、干し椎茸、昆布)、
こんにゃく、人参、醤油、油揚げ、
砂糖/水酸化Ca、豆腐用凝固剤、
(一部に小麦・大豆・鯖を含む)

筑前煮

根菜の深い味わい 筑前煮

れんこん、鶏肉、こんにゃく、
人参、筍、ごぼう、だし汁(鰹節、
宗田鰹節、鯖節、干し椎茸、昆布)、
椎茸、醤油、砂糖、みりん、
食塩/水酸化Ca、(一部に小麦・
大豆・鶏肉・鯖を含む)

切り干し大根の煮物

天然だしにこだわった切り干し大根の煮物

切干大根、だし汁(鰹節、宗田鰹節、
鯖節、干し椎茸、昆布)、人参、
椎茸、油揚げ、醤油、みりん、砂糖、
食塩/豆腐用凝固剤、(一部に小麦・
大豆・鯖を含む)

このようにエコワン防災食のおかずは少々地味ですが、昔ながらに丁寧に作られた和惣菜です。

きちんとかつおぶしや昆布、しいたけでだしをとってシンプルな材料で仕上げられています。遺伝子組み換えやアミノ酸等の化学調味料はもちろん、保存食ですが保存料も使用されていません。

これにご飯がついていますが、お米は有機認定国産米を使用しています。

高温・高圧での炊飯と2段階で殺菌する独自の技術でパッケージングされており、外からの強い衝撃に耐える特殊な高強度パッケージだそうです。白米、白粥、海苔の佃煮がついています。

このご飯が日常食べるご飯と遜色ないのが良いです。いつもと同じ味のものを非常時にも食べられるのは有難いと思います。きっと気持ちが落ちつくに違いありません。

おやつとして羊羹もついています。甘いものが少しでもあるとほっとできますよね。

メニュー的にご高齢の方などにも安心して召し上がっていただけるのではないかと思います。

エコワン防災食、食品以外の付属品について

防災食付属品

付属品

  • (ヒートパック加熱袋×1個+発熱剤×6個+500ml水1本)
  • 紙皿×6枚、
  • スプーン×9個、
  • 白米・白粥開封用ナイフ×9個、
  • ティッシュ1個

かつて防災食は長期保存できるものが良いと思い込んでいた頃、防災用としてカセットコンロやカセットガスも大量に用意していました。住居や身の回りの安全が確認された後は確かに使えるかもしれませんが、ガス漏れや漏電など何が起こっているかわからない被災後の環境では、火を使うなんて厳禁だと気づいていなかったんです。安全が確保されるまではヒートパックのように少量の水だけで発熱させることができる火を使わない発熱剤が安心だと気づきました。せっかく命が助かった後に自分の不注意で失うものがあったら嫌ですよね。

エコワン防災食は1人分3日3食合計9食がセットになっています。これを利用するために必要な食器やヒートパック、発熱用の水なども全部セットされているので安心です。

エコワン防災食セットは1箱1人分3日セット。一人分ずつのセットは管理しやすく使いやすい。

保管する時のことだけ考えると、防災セットは家族の人数の3日分とかでまとまっているほうがいいような気がしますが、実際に使う時のことを考えると一人分ずつになっているほうが使い勝手は良いと思います。食事に使うパーツは、皿やカトラリ―も含めると少なくないと思います。被災して片付いていない、生活スペースが狭いところで細かいパーツを人数分、箱から出すのは結構煩わしいと思います。

それぞれが自分の箱を決めてそれを管理するほうがスムーズなのではないでしょうか?保管箱は積んでおくことで省スペース化もできると思います。

そんなわけで我が家では、エコワン防災食で備えています。

お値段は少々お高めだと私も思いますが、いざというときに後悔したくないので必要な投資だと感じています。

食器やヒートパックもそろっていること、何より遺伝子組み換え食品や添加物、保存料が使われていない食品を備えておけるというメリットは大きいです。

戸惑うような変わり果てた環境下でも、いつも食べ慣れた優しい味の無添加の和食を温かい状態でいただけるというのはかなりの救いになる気がしています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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